2016年10月29日土曜日

教職を目指しているあなたに




ただ今生徒さん募集中!

教職を目指している生徒さんには、2冊の本を使って練習をしています。

1冊目は、楽譜に書いてあることをきちんと読み取って音にする練習。

リズム・音高・指使いだけではなく

ダイナミックス・アーテュキレーション・テンポ・・・・・・など

楽譜に書かれていることは、すべて読み取って守ります。

『どうしてこの記号が書いてあるのかな?』

『もし、違う記号ならどうなる?』という所まで、考えて演奏します。

 

エチュードなら、

その曲でどんなテクニックをつける事を目的としているのか?

どうすれば上手くいくかを考えて練習します。

曲名が付いていれば、

作曲家が何を表現したいのか?

何を求めているのかを大切にしたいのです。

その上で、自分なりの弾き方を考えて欲しいからです。

 

2冊目は教材曲。

これは、必ずしも楽譜通りを求めてはいません。

 

まず、相手を考えます。

どうすれば、気持ちよく歌えるようになるかな?

その為にはどう弾きたい?

余裕を持って楽譜通りに弾けるなら、それに越したことはありません。

でも、ピアノの伴奏を弾くことに必死になり過ぎて、

こどもが置き去りに成ったら困ります。

・・・・・・結構こういう先生が多い()

 

まず、メロディーを覚えるまでの弾き方と、

覚えてからや、発表する時のかっこいい伴奏の弾き方は

違って当たり前。

 

声に合わせて、移調をしたり、

省いてよい音を見つけたり、

もっとカッコ良くするために付け加えたり、

コードネームが解ると便利です。

 

試験に受かるための練習ではなく、

目指すのは、実際に指導をするようになってからの≪子供の笑顔≫

 

一緒に歩みましょう!


ただ今生徒さん募集中!
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お問い合わせ……info@sh-music.jp

2016年10月16日日曜日

続シ⤴ャープとフ↙ラット


続シャープとフ↙ラット

調号を見て何調かを考える時。

最後のシャープの音が《シ》

最後のフラットの音が《ファ》

(後ろから2つ目が≪主音≫になります)

 

と覚えておくと、主音がわかるので何調かも答えられますね。

 

覚えることが、いっぱいありますが、

整理して覚えたり、

強く印象付けて覚えたり、しましょう。

1つの方法だけでなく、

いくつかの方法で覚えておくと、思い出しやすくなりますね。

 

頭に詰め込むのではなく、

いつでも取り出せるようにして、

使う練習もいっぱいしましょう!

シャープとフラット


♯や♭が付いていたら、どうするの?

『高くなる!』 得意げに答えてくれたけど……
『高い』の意味が違っていた。
♯も♭も高くなる???????
鍵盤の高さ、を言っているらしい。
ピアノでは、白鍵より黒鍵が、高く山になっている!
その子の頭の中では、『高くなる』=『黒鍵を弾く』らしい。
確かに・・・・でもね
『♯や♭が付いていても、白いところを弾くこともあるよ』
と言うと、今度は生徒さんの頭が???????となったようです。
 
代講の生徒さん。
与えられている時間は、今日の45分だけ。
 
う~~~~~~ん、
何から、どう説明しようかしら?
 
ちょうど、隣のページに鍵盤図が有ったので、
黒と白の混じった所で、お隣に並ぶのが、半音。
♯は半音上がる
♭は半音下がる
ナチュラルは白い所に戻る。
『何となくわかるけど、どっちが上がるんだっけ?』
という人が案外多いので、
記号や読み方に矢印を付けて教えています。
 
さあ、楽譜に戻って音みつけ。
今日は無事に見つけられたけど、
覚えてくれると良いな?

2016年10月14日金曜日

気持ちの良い響きを感じて!



今年も、PTAコーラス(小学校)が始まっています。

 

会場の都合で1校の参加者に制限がある為

大人だけの参加に限っている学校もあります。

でも、私は

PTAは大人の集まりではありますが、

子供たちのよき成長を願っての活動なので、

練習の為に子供たちが、淋しい思いをしなくて良いように

子どもたちも一緒に参加をして、歌えるようにしています。

 

そのため編曲は、

メロディーパート…子供たちが中心

ハーモニーパート…ソプラノ・アルトに分けたり、一緒だったり

にしています。

 

最初に発声練習を兼ねて、

『ハローハロー』(ドソミド)の歌を歌います。

そして一番出しやすい音で伸ばしてもらい、ハモリ体験。

 

高い方かな? と思う人は こっちの方。

低い方かな? と思う人は こっちの方。

と、とってもアバウト。

 

ハーモニーパートは、歌える部分は、ハーモニーを

声が高()すぎる所は、メロディーの所を歌ってください。

特にパートを分けてなくても(私は誰がどこを歌っておられるのか、把握していません)

自然にバランス良く歌ってくださっています。

 

夏の、有吉尚子さんのソルフェージュ講座を受けて、納得したので

いつもより、『気持ちの良い響きを!』 と言う声掛けを、増やしています。

 

長い音の所では、その音を取り出して、より響きを感じたり

フレーズを続けて歌う時は、『気持ちが良かったら、拍手をしましょう!』

と、声掛けをしてから歌い、『良かった!』 と、拍手でお祝い。

 

始め、照れくさそうにされていた方も、だんだん笑顔になってこられます。

自分が練習しているパートにこだわる方

聴きながら、あちこち歌える方、

と、様々ですが、全体としてのまとまりやバランスがとっても良くなっています。

発表の日が、とても楽しみです。

2016年10月9日日曜日

発表会の曲に取り組む


そろそろ、発表会に向けての練習に切り替えています。
いつものテキストは、ちょっと休憩。
ソロの曲、アンサンブルの曲、課題が増えていますよ。
練習の方法も変わってきます。
目指そう、パワーアップ!



新しい曲の練習をする時。

習い始めのころは、教室で一緒に譜読みをします。

違う音で癖を付けてしまったら、もったいないですからね。

慣れてきたら、少しずつ自力で練習する部分を増やしていきます。

前もって、『○○に注意して、練習してきてね』と、ポイントを伝えます。

徐々に、それもなくして『次はこれを』とか

『次はどれにするか決め練習してきてね』に変ります。

 

普段のレッスンでは、出来るだけ自力で練習するようにしていても、

発表会のように、ふだんより大きな曲にチャレンジする時は

譜読みを手伝ったり、練習の方法を伝えることも多くなります。

 

曲がどんな風にできているかを調べます(アナリーゼ)

同じ所・ちょっと違う所(どう違う?)・雰囲気が大きく変る所を見つけていきます。

マークを付けてより判りやすくして、練習の見通しを立てます。

 

早く全体を弾きたい気持ちは大事にしつつも、

最初から、イメージ通りの音が出るようにします。

それぞれのテーマの特徴がわかって弾ければ、

後は応用が効いて、思ったより楽になりますよ。

焦らず、丁寧に、少しずつコツコツと! の練習を重ねていきましょう。

 

自力で練習を進めてきている生徒さんは、

お手伝いされることを、鬱陶しいと感じることもあるだろうけど、

曲が大きくなれば、取り組み方も変わってきます。

新しい練習方法を見つけると思って、耳を傾けてね。

 

仕上げの目標は、1217日。

一緒に進もうね。

2016年10月7日金曜日

練習はゲーム感覚で!


いろんなマークを考えました!

先週は、いろんな行事に追われ、一杯々になっていた生徒さん。

練習時間が取れないことを気にしていました。

 

そこで、

『練習することを、510分で出来るくらいにポイントを作って、

1日に何ポイントがゲットできたか? と言う練習をやってみたら?』

1日に1ポイントでもいいよ』 と提案をしました。

 

練習はゲーム感覚で! と、自分でマークを考えて、

レッスンの記録の所にチェックマークを書いて実践しました。

 

うまく出来るようになった時のマーク。

もう一息な時のマーク。

もっと練習が必要なマーク。

いろんなマークが出来ていました。

 

自分で工夫したこともあって、

しっかり練習が深まりましたね。

随分いい音で弾けていましたよ。

ブラボー!

 

見落としで残念な所もあったけど、

新しい練習ポイントになりましたね。

 

自分で練習ポイントを見つけて、

計画を立てて、

1つずつ、ゲーム感覚でクリアーしていく。

 

ステキな練習が出来るようになりましたね。

積み重ねていけば、ステキな演奏につながるね。

楽しみにしています。

 

困った時は、先生をしっかり利用してくださいね。

喜んでお手伝いしますよ。

2016年10月6日木曜日

Non String Orchestra の演奏会に行きました


 Non String Orchestra と言うのは、
通常、弦楽器が弾く所を、クラリネットで演奏するオーケストラです。




場所は、神戸文化ホール。

う~~~~~ん、遠いな~。

 

でも、

ソルフェージュやアレクサンダーの先生でもあり、

吸収したいことがいっぱいある、有吉尚子さんがクラリネットで出演されます。

弦楽器のパートをクラリネットで演奏される。

どんな音になるのかな?

興味津々。

 

曲も、

こどもの頃に大きな刺激を受けて、今のオケでも提案しようかと思っていた『フィンランディア』

今練習中で、1月に本番が有る、『悲愴』。

宮村和宏氏のオーボエコンチェルト。

聴きたい!

 

新快速を使えば、4時過ぎのバスに乗れば間に合う。

帰りも終バスには余裕で間に合う。

丁度、娘も休みの日(途中まで迎えに来てもらえるかも!)

次の日の午前中は仕事が入ってない。

こんなことはめったに無い!

ラッキー!   よし、行こう!

(ごめんなさい、オーケストラの練習は休ませてもらいました)

 

行きは、『悲愴』のスコアを見ながら、音を想像して。

帰りは、余韻に浸りながらぼんやり。

と言っても、次から次へと、頭は動いている。

 

譜面台多すぎ!…プルトじゃないんだ!

譜めくり出来るのかな?

ボーイングを合わさなくていいんだ。

あのフレーズは、クラリネットでは難しいだろうな。

息でつくるフレーズ感はこれだな~!

息の方向(出てくる音)が指揮者の方を向いている(気がする?)

ヴァイオリンは、もう少し上に広がっている気がする。

すごい迫力。あんなに美しいPが、出せるんだ。

両方がクラリネットなのに、弦とクラリネットの掛け合いのように響いてくる。

やっぱり弦で弾きたいな。

・・・・・・・

少しずつ考えていこう!


思い切って言って良かった。

とても贅沢で、学び多い日になりました。


感謝!

2016年10月2日日曜日

『これが良い!』




発表会の曲決め

 

弾きたい曲は何? 

『これを弾く!』と自分で決めていたのですが、

のめり込んでいる様子が無かったので、

『こんな曲もあるよ。どうかな?』 と弾いて聞かせたら、

興味を持ったみたい。

いろいろ質問をして、食いついてきた! 

 

そして、『どっちが良い?』 と聞いたら、

本を胸に抱いて 『これが良い!』 と即決まり。

 

次までに新しい本を用意することにして、

私の本を貸し出しました。

気に入ってくれて良かった!

 

いろんな本を引っ張り出して、悩んだ甲斐が有りました。

早速、練習開始!

 

最初が肝心。

譜読みをしっかりして、楽しんでね。