だから、鳴らさずに『どうなっているのかな?』を観察する練習から始めます。
『チューリップのお手手をしてください』
そこにカスタネットの蝶々さんが、飛んできます。
『ソーッと逃げないように包んでね』
指の隙間から
『どうなっているのかな』
と眺めたり、持ち方を覚えたりします。
カスタネットやタンブリンは、
≪ブンブンブン≫の歌に合わせて、好きなように鳴らしていいよ。
曲の最後にグリッサンド。
『これが聞こえたら、ハチさんは飛んで行ってね』
思いっきりガチャガチャ鳴らしていても(ここは合ってなくてもOK!)
『ハチさんが飛んでいく』ところで、ピタッと音がやんでくれます。
ここですかさず、『じょうず!』と揃ったことを褒めて、みんなで喜びます。
≪猫ちゃんのおてて≫なら、最後に猫のポーズ。
すずは、特に鳴らさないことが難しい。
右手でかるくスズに触れて、音を留めます。
飛んでいくより、優しくふわーの出来る曲がおすすめ。
みんなが勝手に鳴らして、うるさくなってしまってから、
大きな声を出して、怒る先生が多いですが、
これでは、先生も大変だし、こどもも怒られてばかりになってしまう。
≪褒めるチャンスを作って楽しく練習≫したいですね。
食べたいものの名前を言いながらカスタネットを鳴らして、
最後は『パクッ!』で音を留める。
動物の名前をたたいて、鳴き声やポーズを揃える。
こんな遊びも有効です。
≪音楽に合わせてきちんと鳴らす≫のは、
いっぱい遊んで慣れてからが良いですね。
ピアノやヴァイオリンも
一つ一つの動きをしっかり身に着けていきましょう
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