5月15日には口からはなにも受け付けなくなって、
母や私の事もわからなくなっており、
『点滴だけでは後1ヶ月くらい』と言われて入院しました。
限られた命なら、できるだけ密度濃く過ごしたいという気持ちから
自宅(実家)での看取りを決めました。
母も高齢の為、静岡から弟が来てくれ、私は動くこと担当。
渡辺診療所の在宅療養チームの皆様のお蔭で、
安心して迎えることが出来ました。
何もわからないままかも……と諦めていましたが、
母の声に反応をし、
『家に帰りたいか?』の問いかけに、大きくうなずき、
家に帰ったら、辺りをキョロキョロと見渡し、
ゼリーや介護食を食べられるようになりました。
母の手を握り、言葉にはならないまでも『オーオー』と声を出し、
きっと今までのお礼を言ってたのでしょう。
父の日には、好きだった『うなぎ』を食べて、
19日、母の傍で静かに息を引き取りました。
一度も苦しむこともなく、眠っているようでした。
多くの方に助けられながら、充実した3週間過ごすことが出来ました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
レッスンをお休みをいただいていましたが、25日より再開いたします。
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