この 5年ほど、ピアノが思うように弾けなくなっておられました。
彼女の思いは良く解ります。
何だかの形で助けたいと思い、
体調不良の時には代講をさせて頂いていました。
先日は、ヴァイオリンのレッスンに行ったのですが、
ピアノの練習に、提案をしてみました。
検査結果には異常が無かったことを確認。
今の不調は受け入れて、でも弾きたい気持ちを確認。
身体の揺れのせいでゆっくりしか弾けない、との事でしたが
どこまで弾けるかわからないけど、出来る所まででいいので、
思い切って、弾きたいテンポ、音楽を思って弾いてみる事を提案。
半ページくらいは、調子よく弾けました。
その後、私が習ったことを総動員して提案を続けているうちに、
どんどん弾けていきます。
ご自分でも、『自分じゃないみたい』と言いつつも
次々といろんな曲を弾き続けられました。
顔が笑顔に変わり生き生きとなって、
音が美しく音楽が流れていきました。
その上、杖無しで歩けないと言ってられたのに、
足取りがしっかりしてきます。
とっても喜んでくださり、私も嬉しい。
そして、明くる日は歩いて買い物に行き、その後料理もして
落ち込むこともなかった。との報告も頂きました。
一緒にアンサンブルを楽しめる日が近づいていることを予感。
アレクサンダーテクニークに感謝!
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