2015年10月23日金曜日

人気です≪めっきら・もっきら≫



以前からもたまにお問い合わせをいただいていましたが、
この秋は毎日のように楽譜の申し込みが続いています。
 
どんな顔をしながら歌ってくれるのかな?
楽しんでくれるかな?
気に入ってくれるかな?
ワクワク・ドキドキしながらの発送作業をしている毎日。
嬉しいです。
 
偶々、絵本の作家さんと漢字違いの同姓同名。
そんなことが、結び付けてくれたのかもしれません。
絵本テキストが繋いでくれたご縁。
 
大切にしたいです。

あと1か月

上賀茂神社の式年遷宮の舞台も何とか終わりました。
そして、保育園の『おゆうぎ会』の練習が始まります。
 
教室の発表会も、あと 1か月に迫ってきました。
生徒さんは、少しずつ集中力が増してきました。
『あの曲が気に入って、いっぱい弾いてるわ!』
『楽しい!』という嬉しい言葉が聞かれるようになってきました。
チャイコフスキーはきっと子供が好きだったのだろうな。
私の目的にピッタリの仕掛けがいっぱい詰まっています。
 
ちょっと難しすぎるかな?
と思った課題も、クリアーできている人が増えてきました。
普段あまり練習を聞いていないお父さんが、
『こんなすごいことが出来るようになったんや』とびっくりされました。
 
初めて持ったヴァイオリンも、何だか様になってきています。
1つの弦で弾くだけでもいいよ』と言ってたけど、
『こんなんできる?』と見せた課題も出来る人が続出。
 
 
音もだんだんステキになってきています。
 
まだ、苦戦中の生徒さんも、少し先が見えてきています。
この調子で、楽しいコンサートが出来るように、
私もがんばらねば!
 
たくさんの方に聞いて頂き、楽しんでもらえることを願って。

2015年10月12日月曜日

『頑張る』って何をすればいいのかな?

なかなか、思うように弾けなくて、涙がポツン!
イライラしてもうまくいきません。

ちょっと気持ちを落ち着かせてから、
『どうしたらいいと思う?』
『頑張って練習する!』
そのけなげな気持ちはいいんだけど、
でもね、
ただ何回も弾くだけではうまくいかないよ。
『なぜ、うまく弾けないのかな?』って
原因を考えてみよう。
音はきちんと読めているかな?
すらすらと歌えているかな?
リズムは正しく取れているかな?
使う指はあっていますか?
指が広げたり、縮めたりする所が解っているかな?
ゆっくり弾けるかな?
片手ずつは弾けるかな?
さあ、次のレッスンまでに、
どんな練習をしますか?
いっぱい考えて、練習をしましょうね。

2015年10月8日木曜日

小さなバレーリーナと衝突しそうな演奏

こちらは少々古いお話。
あるバレー教室からの依頼で、
『くるみ割り人形』の中の『雪片のワルツ』を生演奏することになりました。
他の曲は CDを使われたのですが、これだけは
『生で、しかも舞台上で演奏してください』とのこと。
踊るのは、そのバレー教室の小さな生徒さんと、
一般募集のお子様たち。
 
私たちは、舞台の後ろの方にしつらえられた、バルコニーの下のようなところ。
支えの柱の隙間に、何とか指揮者が見えるように陣取る。
かなり狭い空間なので、そこでヴァイオリンを弾くのは苦しい。
 
舞台では、小さな子供たちは雪の妖精になって、思い思いに走り回ります。
私たちが演奏しているのも目に入らない感じで、
指揮者との間を走り抜けていきます。
なかには、勢い余ってぶつかってくる子も……
 
普通では考えられない演奏状況で、弾くのは大変でしたが、
子どもたちの思いっきりはしゃいでいる笑顔に癒され、
私たちも自然の笑顔になれていました。
 
オーケストラボックスでは舞台は見ることが出来ませんが、
実際に躍っている子供たちを見ながらの演奏は、
演奏と踊りの結びつきを、より強く感じることが出来て、
なかなか味わうことのできない、貴重な体験でした。
 
私が、『踊りのステップを感じながら演奏することを大切にしたい』
という思いを強くした経験です。
 
『くるみ割り人形』に強く惹かれるのも、この時の影響かな。
より多くの人と、音楽の喜びを共有したい。
今年の発表会にもこんな要素を一杯盛り込んでいます。
 
11 23(月・祝 )  14時開演 京都市北区文化会館ホールで、
40 周年記念コンサート『くるみ割り人形』をします。
毎年の発表会のお客様は、多くても 100人。
そんな私たちが、 400人も入るホールでやります。
お時間が有りましたら、私たちと楽しい時間を共有しに来てくださると嬉しいです。

2015年10月7日水曜日

ピアノが・・・・・・

某有名ホテルで行われた敬老会に
地域女性会の歌声サークルで出演しました。
最初の頃はピアノの位置、舞台の様子など
早めに言ってチェックしていたのですが
何回か出ているので、例年通りに準備されていると疑いもしませんでした。
 
紹介があって舞台の方に進むと、目の前の光景に、目が点!
ピピピピピピアノが………!
今さらどうにもならない (早めに言ってても無理かもですが )ので、諦めて
 
舞台に上って、トコトコ……
通り過ぎて舞台から降りる……
そして、 34m進んで進行方向に向いてピアノの椅子に腰かける。
 
私の位置からは歌う方は全く見えません。
 
いつもは、みなさんの様子を窺いながら伴奏を弾いたり、
歌って助けたりしていますが。
今回は背を向けているので、何も見えません。
 
並び終えられたのか、楽譜の用意ができているのか、
身体をグ~ンと捩らせて見なければならず、
弾いている途中は見えません。
距離が離れているので、息使いや気配もあまり感じることが出来ず、
とっても孤独な、ピアノ伴奏でした。
寂しい!
 
 
こんな位置関係は初めて!
誰が、こんなセッティングを考えたのかな?
グランドピアノは 2台もあって、
結婚式やいろんなイベントをされているホテルなのに
 
誰も何も言ってくれないのかしら?
歌の伴奏の意味を解っていただけないのかな?
 
とっても??????な経験でした。
毎回終わった時には『次はこうして欲しい』という希望は言ってるのですが、
来年は、タイミングを見計らって、見取り図を描いて希望を出そう!