2017年4月15日土曜日

向かい合って弾く楽譜



以前何かで読んで、『すごいな~』どうなっているんだろう?

と思っていた楽譜。

 

テーブルに1枚の楽譜を置いて。

一人は普通に、もう一人は反対側から同時にスタート。

そうすると、二重奏が成立。

 


楽譜を作ってみました。

まずは8小節の簡単な曲にチャレンジ。

反対から弾いても、良い響きになるように。

 

今日のアンサンブルの時間に、早速生徒さんに弾いてもらう。

『この楽譜どうなっていると思う?』

まずはコピーをしたもので、ちょっと練習してからピアノ弾いて合わせてみる。

交代してあっちからやこっちから弾いて合わせる。

『不思議』『ちゃんとあってる』『先生、すごい!』の声に気を良くする私。

 

『でも、モーツァルトの時代ならコピーできないよ』

1枚の楽譜で弾かないと面白くないよ』

『きっとピアノ用じゃないよね』

『あっ! ヴァイオリンとチェロや!』

 

ということで、鉄琴と音つみきを向い合せに置いて、

1枚の楽譜を両側から見ながら弾いてみました。

つい手元を見てしまうので、ピアノのように簡単には弾けなかったけれど、

楽しい実験ができました。

 

生徒さんの感想。

♪こんなこと考えたモーツァルトはすごい。

♪不思議な楽譜だったので面白かった。

♪向かい合わせで、前から音が聞こえるので合わせやすくなる気がした。

♪モーツァルトは、遊びほうけている人って感じがあるけど実は頭が良かったんだ。

 (モーツァルトさん、ごめんなさい) 

♪何か書き込みたい時には使いにくいな~

 (遊びですから……弾き込みたい時は普通の楽譜を使いましょう!)

♪合わせたらきれいな音色(響き?)になるように創るのはすごい!

 (これは私への褒め言葉?)

♪単純な楽譜が、おもしろい音になって、おもしろかった。

 自分でも探してみたいです。

 

楽しんでくれて、ありがとう。

またチャレンジするので弾いてくださいね。

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