2017年6月25日日曜日

父が95才にて天寿を全う致しました。




515日には口からはなにも受け付けなくなって、

母や私の事もわからなくなっており、

『点滴だけでは後1ヶ月くらい』と言われて入院しました。

 

限られた命なら、できるだけ密度濃く過ごしたいという気持ちから

自宅(実家)での看取りを決めました。

母も高齢の為、静岡から弟が来てくれ、私は動くこと担当。

渡辺診療所の在宅療養チームの皆様のお蔭で、

安心して迎えることが出来ました。

 

何もわからないままかも……と諦めていましたが、

母の声に反応をし、

『家に帰りたいか?』の問いかけに、大きくうなずき、

家に帰ったら、辺りをキョロキョロと見渡し、

ゼリーや介護食を食べられるようになりました。

 

母の手を握り、言葉にはならないまでも『オーオー』と声を出し、

きっと今までのお礼を言ってたのでしょう。

父の日には、好きだった『うなぎ』を食べて、

19、母の傍で静かに息を引き取りました。

一度も苦しむこともなく、眠っているようでした。

 

多くの方に助けられながら、充実した3週間過ごすことが出来ました。

感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございました。

レッスンをお休みをいただいていましたが、25日より再開いたします。